PALAU GLASS CRAFT PROJECT


BELAU ECO GLASS


 パラオ共和国は、日本の真南、グアムの南西、フィリピンの北東に位置する南太平洋の300の小島からなる人口2万人の小さな国です。
 かっての第二次世界大戦(太平洋戦争)での大激戦地であり、多くの日本兵と米兵、そして現地の民間人が犠牲になった歴史は、先の天皇陛下ご夫妻の慰霊の訪問の報道で知られていると思います。
 このパラオ共和国コロール州政府が運営するリサイクルセンター(Koror SWM)に、パラオ共和国初の吹きガラスを主体としたガラス工芸工房が誕生しました。
 この工房は、日本側がホットグラススタジオ、南洋貿易、森本商会のチームと、パラオ側がパラオナショナル政府、コロール州政府、政府観光局、商工会議所、パラオ陶芸協会などが協力して構成する大プロジェクトです。将来的には一大産業に育て上げる目標を掲げています。
 この工房の注目すべき点は、使用するガラス原料も、熱源である電気も全て自給自足の完全なリサイクルであることです。 つまり、産業廃棄物である廃プラスチック(ペットボトルなど)を溶かして再生油を作り、それを燃料に発電し、発電された電気を使用してリサイクルされた廃ガラス瓶を熔かしガラス製品を作り出す、というエコロジックなシステムです。
 よって、ここで作り出されるガラス工芸品はBELAU ECO GLASSと名づけられました。(BELAUとは現地語でPALAUのことです)

                                   

  BELAU ECO GLASSの紹介

   

  

     

    
  
  全て廃ガラス瓶を熔解してます。
  ブルーはバドワイザーライトのビール瓶、他にハイネケンのビール瓶などを使用してます。

  体験。教室の紹介
    

  技術者の研修指導のほか、体験や教室も展開しています。工房の前は入り江になってます。雨あがりのレインボーがきれいです。


  自給自足のシステム

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 廃プラスチック(ペットボトルなど)を溶かして再生油を作る→それを燃料に発電→発電された電気を使用してリサイクルされた廃ガラス瓶を熔かしガラス製品を製作(再加熱するグロリーホールのバーナーもオイルバーナーに変更します)
・・・というエコロジックなシステムです。維持費にお金がかからないガラス工房は、たぶん世界でここだけと思います。
  

NEWS
パラオ大統領にガラスのココナッツを贈呈しました。

 

TBS系 Nスタ(2016年2月)で紹介されました。